商材っぽく伏せてみましたが、別にもったいぶる事じゃないですね。

大事なのは売上では無く、粗利(あらり)って話です。

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粗利とは

限界利益とも呼ばれ、売上から仕入や外注費などの変動費を差し引いた
残りを指します。(荒利と書くこともあります)

デマンドカーブから見る売上至上主義の欠点

デマンドカーブ(需要曲線)

需要曲線とは、ある商品の価格と需要量(消費量)の関係をグラフで表したものです。英語:demand curve(ディマンド・カーブ).  

この図の作成に30分もかかりました。

それはさておき、図から分かる事は、同一商品であれば単価を下げれば多く売れ、単価を上げればあんまり売れないという事ですね。

単価別 売上高比較

図には3種の単価を設けました。

パターン①単価2,000円 数量  500個
パターン②単価1,600円 数量  900個
パターン③単価1,000円 数量 2,000個

パターン①では単価2,000円の為、あまり売れず500個の販売となりました。

よって、売上高は2,000円×500個=1,000,000円

同様に、パターン②は売上高1,440,000円 パターン③は売上高2,000,000円となります。

安くすれば売れる、まぁ当たり前の結果ですね。

安売りに逃げてはいけない

冒頭でも書きましたが、売上だけに拘りすぎてはいけないのです。何故なら、製品には原価があるからです。

後付けになりますが、この製品を作る為の変動費を1個800円としましょう。

単価別 粗利益比較

パターン①は500個販売した為、変動費は800円×500個で400,000円

売上高は1,000,000円だった為、粗利益は600,000円になります。

同様に、パターン②は粗利益720,000円 パターン③は600,000円となりました。

単価を下げ、一番多く販売したパターン③ですが、粗利で比較すると、なんと最下位。

薄利多売ってやつですね。

もちろん、商社の様に粗利益率わずか数パーセントで成り立つ業界もありますが、中小零細企業に商社の様な販売チャネルはありません。

販売量が増やしたが為に、残業や運送費等の固定費も増えてしまった事でしょう。

まとめ

お分かり頂けたでしょうか。

売上を増やす事がビジネスの本質ではありません。お金を残し、資本を増やす事が本質です。

粗利はすべての固定費の源泉であり、役員自身の給料や内部保留にも影響します。

売上欲しさに、仕事を増やし、利益を減らすなんて事の無いようにマインドを変えていきましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。