令和2年7月7日 厚生労働省のホームページ内に新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の特設ページが新設されました。

今回の給付金は、持続化給付金家賃支援給付金とは異なり、労働者である皆さんが申請する給付金となります。

さっそく概要を理解し、対象となる方は申請へ進みましょう。

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新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金とは?

要約すると、会社都合で休業したのに休業期間の給料が支払われなかった方への補償という事ですね。

中小企業の定義を要件内で検索しましたが、資本金や従業員数での制限は見当たりませんでした。

大企業にお勤めであれば、雇用調整助成金で対応しているでしょうから、対象になる方は元々少ないのかもしれませんね。

休業支援金・給付金は誰が対象者になるの?

令和2年4月1日から9月30日までの間に事業主の指示を受けて休業(休業手当の支払いなし)した中小企業の労働者の方が対象となります。

パート・アルバイトも従業員に含まれます。

休業支援金・給付金はいくらもらえるの?

図解ではこの様になっておりますが、以下でさらに詳しく算定方法を解説します。

基準となる休業前の1日当たり平均賃金の計算方法

原則として、休業前の過去6か月のうち任意の3か月分の賃金合計を90(日)で割って算定(上限11,000円)します。

「休業前」の賃金とは休業を開始した月より前に実際に支払われた賃金を指します。

例えば、4月からの休業であれば、3月以前に実際に支払われた賃金が休業前の賃金となります。

また、この計算式に必要な「休業前の賃金」とは、月ごとの給与の総支給額(税・社会保険料控除前の基本給と残業手当などの諸手当の合計。ただし、賞与は除きます。)を指します。

つまり、税引き前の額面金額(手取りではない)という事です。

計算例

●4月 10 日から休業

●給料(3月:30 万円、2月:25 万円、1月:28 万円12 月:26 万円
※金額の大きい太線の3か月を選択

●(30 万+28 万+26 万)÷90 日=9,333 円・・休業前賃金日額
※端数処理は小数点以下切り捨てとなります。

この様にして算出された 1日当たり平均賃金 × 80% × 休んだ日数分 

が、今回の申請で貰える給付金額となります。

入社して間もない人はどうなるの?

休業前に3か月分の賃金の支払を受けていない場合は次の様に計算します。

3か月分の賃金の支払がない場合は、2か月分の賃金を 60(日) で除して算定し、2か月分の賃金の支払もない場合は、1か月分の賃金を 30 (日)で除して算定することになります。
なお、日割り等により1か月分に満たない賃金の支払しかない場合であっても、算定の対象となりますが、1か月分の賃金がある場合と同様の算定方法(30 で除して算定)となります。

休業支援金・給付金の申請方法は?

7月7日時点では郵送のみでの受付となります。

オンライン申請も準備中の様ですので余裕のある方は待ちましょう。

休業支援金・給付金の申請期間は?

7/10日から郵送申請の受付が開始になります。

オンライン申請の受付期間は決まり次第、厚生労働省のHPにて告知されます。

郵送での申請期間は以下の通りです。

支給申請後、支援金・給付金が支払われるまでの日数は?

申請開始直後については、申請が集中することが考えられるため、立ち上げ当初はお支払いまで2週間以上の期間を要することも考えられますが、可能な限り迅速な支給に努めてまいります。

という事ですので、概ね3週間以内ってところですかね。

持続化給付金も申請開始当初は事務処理に時間がかかっていましたが、今では1週間以内に支給されている様です。

休業支援金・給付金の必要(添付)書類は?

①申請書

申請書 様式 https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000646893.pdf

記入例 見本 https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000646843.pdf

数字が並んでいるので複雑に見えますが、自分の働いた期間や休業した期間を記入するだけなので、シフト表や給与明細を用意して取り掛かれば難しくはありません。

②支給要件確認書

支給要件確認書 https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000646894.pdf

こちらの用紙は労働者(自分)及び事業主に記入して貰う内容となります。

会社の経理や代表者に記入を依頼します。

③本人確認書類

運転免許証等の本人確認書類の写し

※マイナンバー通知カードは不可

④口座確認書類

振込先口座を確認できるキャッシュカードや通帳の写し

(口座番号及び名義が確認できる通帳を開いた1ページ目と2ページ目)

⑤休業開始前賃金及び休業期間中の給与を証明できるもの

給与明細などの休業前および休業中の賃金額が確認できる書類の写しを添付してください。

※「休業前」「休業中」の賃金とはその期間に支払われた賃金を指します。

例えば、4月の休業であれば、3月以前に支払われた賃金が「休業前」、4月中に支払われた賃金が「休業中」です。

休業支援金・給付金の申請先は?

7月 10 日に郵送先を公表する予定です。
申請書様式は公表しておりますので、申請の準備を進めていただきますようお願いいたします。
なお、ハローワークや労働局、厚生労働省などに郵送された場合は受け付けられませんのでご注意下さい。

7月7日時点、申請先はまだ未定ですので、公表されるまでに準備をしておきましょう。

後日、追記します。

休業支援金・給付金の不正受給に対する罰則は?

支援金・給付金の受給が不正受給であった場合には、労働者に対して、支給を受けた額に加えてその額の2倍までの額(合計して、最大で支給を受けた額の3倍の額)と年3%の延滞金を請求することがあります。

つまり、30万円(仮)の受給が不正受給であった場合は、最大60万円の罰金と合計額90万円に対する年間3%の利息が請求されます。

倍返しですね・・・。

この罰則は持続化給付金よりも厳しいです。

また、事業主または代理人もしくは社会保険労務士が故意に偽りの証明等をしたために不正受給が行われた場合には、その事業主又は代理人若しくは社会保険労務士に対して、支給を受けた労働者と連帯して上記の額を納付するよう求めることや、その名称等を公表することがあります。

給与明細を偽造し、詐欺に加担する事業主や詐称を知っていながら代理申請を行った社会保険労務士などへの罰則も厳しいですね。

ちなみに、支援金・給付金の支給・不支給の決定は行政処分ではないため、不服申し立てはできません。

不正受給は絶対にやめましょう。

お問い合わせ先

お問い合わせ先 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金コールセンター

0120-221-276

月~金 8:30~20:00
土日祝 8:30~17:15

最後までお読み頂きありがとうございました。

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